プラモデルは改造を楽しむべし!プラ板とパテの使用法極意!
プラモデル改造のやり方は無限大
プラモデルの改造のやり方は「どのようにどこを改造するか?」によって変わります。
例えば、開かないドアを開けるための改造の場合はボディを2つ用意して、ドアのみを使う為のボディ、もう一つはドアだけをくり抜いたボディとしたり。
それだけではなくドアの内張りやフレーム・ヒンジまで作らないといけないとか、窓を別に作るかなどの問題も出てきます。
フェンダーを取り付けたい時はパテを盛って整形するのか、別売りのフェンダーを使うのかなど、ここでは説明しきれません。
改造のやり方に関しては、ネットなどで同じキットを、自分が希望する改造をしている人がいないか調べてみて、自分で出来そうなやり方を見つけてトライするのが良いかと思います。
改造には時間が掛かりますので、ゆっくり作りましょう。
プラモデル改造にプラ板活用
改造する時に使いやすい物と言えばプラバンです。
しかし、あまり薄いものだと接着後に溶けてグニュッとなったりしてその修正が大変になったりするので気を付けてください。
薄いプラバンは塗料にも弱かったりしますので、塗って剥がすを繰り返すと脆くなる場合があります。
プラバンの上に厚めにパテを乗せると溶けて変形する場合がありますので、プラバンの周りや直接干渉する部分にパテや接着剤、シンナー系のものを多用しないといけない時は少しずつ、乾かしては盛る、乾かしては盛るという手順を守ってください。
慌てると全てが台無しになります。
プラモデル 改造車をうまくつくるコツ
改造車を作る時は「見本となる車の写真」を必ず用意したり、カッコよくなるように色々な部分を観察しましょう。
オリジナルの改造をしたい場合はイラストに描いてみたりして完成後のイメージトレーニングが重要。
そして、それに見合った改造パーツが別売りで販売されていたら楽なので、検索して探してみることをオススメします。
改造したい車のカテゴリによっては難易度が高いテクニックが必要になってきますので、慎重に考えましょう。
特に「チョップトップ(ルーフを切断して低くする)」などはプロでもなかなかやりたくない作業です。
プラモデル改造はパテを極める
パテは、穴を埋めたり盛り上げたい所に盛って乾いた後に削って整えることで造形できる「固まる粘土」みたいなものです。
パテには「チューブタイプ」の物や、手で練って固まる前に造形しながら作れる物など、メーカーによって数種類ありますので、模型店でパテの種類を聞いて自分に合ったものを選んでください。
チューブタイプのものは分厚く盛ると乾くのに数日掛かったりボディが溶けて歪みが出来る場合もありますので一気に多量に使わずに、少しずつ盛っては乾かし盛っては乾かして時間を掛けて盛りましょう。
乾いて数日経つと、少し凹みます(パテの「引け」という)のでちゃんと思い通りのラインになっているか、しつこいぐらいに確認しましょう。
慣れないと、なかなか思い通りにならないですし、無理に力を入れるとポロッと欠けたりするので「とにかくゆっくり丁寧に」が基本です。
パテが乾いて形をヤスリ等で整えていくうちに、気泡の穴や大きめの空洞が出てくる場合が多々あるので、めげずに埋めては乾かして削るという作業を繰り返しをしてください。
とにかく慌てないで時間を掛けて作業しましょう。
パテが乾くまでの間に別の作業や、並行して別のプラモデルを作る人もいます。
プラモデル改造パーツでグレードアップ
人気があるプラモデルには別のメーカーが出している「そのキット専用のディテールアップパーツ」などが販売されている場合があります。
そのキットをよりリアルに作りたい時に大変助かります。
ただ、このような改造パーツはプラモデルの制作にある程度慣れている方が使うもので、初心者には難しいかもしれません。
特にリアル感が増す、ワイパーやフロントグリル・エンブレムなどのエッチングパーツは高額であり少しでも曲げると元に戻らなかったりするので慎重にしましょう。
あまり需要が無いキットの改造パーツでも、一部のマニアが細々と作っている場合がありますので調べてみると良いでしょう。
少しでも疑問に思ったらネットで検索してみましょう。