プラモデルパテの種類と使い方!合わせ目攻略方法も伝授!
◆プラモデル パテの種類
プラモデルパテの種類は大体3種類に分けられます。
・ラッカーパテ
ペースト状の物でシンナーで溶く事が出来、薄めれば塗るように使用することも出来ます。
ただし乾くまでには2~3日、分厚く盛った場合は1週間ぐらい掛かる場合があります。
その上乾いた後、少しパテの「引け」が出る場合があります。
・エポキシパテ
主剤(パテの元)と硬化剤を混ぜて使う「2液性のもの」です。
エポキシパテは乾燥後の「引け」が殆ど無いのが特徴です。
そして固まるまでは粘土のようにヘラなどで造形することも可能です。
ただ、完全に硬化したらカチカチに固くなるので削り込みが大変です。
カッターナイフ等で削る時、スルッと滑って怪我をしないよう注意してください。
・ポリエステルパテ
通称「ポリパテ」と言われるパテです。
エポキシパテと同様、主剤(パテの元)と硬化剤を混ぜて使う「2液性のもの」ですがエポキシパテよりは柔らかいです。
2液性ですが、エポキシパテのように造形しながら作業出来るという特性はありません。
硬化するスピードは速いですが、プラスチックに対して食い付きが少し弱いので、ポリパテを盛った部分を少しねじった時にパリッと外れるように剥げ落ちることがありますので気を付けてください。
他のパテに比べて匂いが少しキツイのが特徴です。
上記のパテは全てにおいて溶剤の匂いがしますので部屋の換気をして作業を行い、パテを盛った部品は寝食をする部屋には置かずに換気の良い別室で乾燥させましょう。
また硬化したパテはそれぞれ鋭い突起が出来ている場合がありますので固まったかどうかを確かめる時は指を切らないように細心の注意を払ってください。
◆プラモデル パテ 使用部分でおすすめは違う
模型店には数種類のパテが置かれています。
それぞれのパテで特性が微妙に違います。
初めてお使いの方は店員さんに「パテを使用したい部分の説明」をしっかり話しましょう。
その際パテ埋めをしたい現物を持っていく、もしくは写真を撮って見せるとより伝わりやすいです。
おすすめの適切なパテを選んでもらいましょう。
◆プラモデル パテの合わせ目攻略
パテの合わせ目はどうしても段差が出来てしまいますので、根気強く何回も均していってください。
数日置くと「パテの引け」でまた段差が出来ていたということもありますので綺麗に作りたい時は時間を掛けてゆっくり取り組んでください。
パテ盛りが仕上がって、サーフェーサーを吹きかけた後もパテの引けが見られる場合がありますので光に当てたりしてパテの引けが無いかよく確認してください。
パテ埋めはある意味「引けとの戦い」かもしれません。
気合で乗り切りましょう!