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プラモデル製作マスキングテープをフル活用!曲線攻略法も!

投稿日:2019年1月20日 更新日:

プラモデル製作マスキングテープをフル活用!曲線攻略法も!

◆プラモデル マスキングテープとは

プラモデル製作においてマスキングテープを使いこなすことは重要な部分になるでしょう。

 

例えば窓枠のみを塗装したい、ボディをツートンカラーにしたい時に「マスキングテープ」を使って塗料を塗りたくない部分を保護するために使用する紙状のテープがマスキングテープです。

 

テープの幅も1mmから数cmのものからシート状のものまであり、使いたい所に適したマスキングテープが多数販売されていますので、初心者の方は店員さんに用途を説明して適切な物を選んでもらいましょう。

 

◆プラモデル マスキングのコツ

塗り分けたい部分のラインや難しそうな部分をしっかり確認し、その部分に適切な幅のマスキングテープを用意します。

マスキングしたい部分の長さより少し長めにテープを切り、隅の方から少しずつラインに合わせてゆっくり貼っていきます。

 

ラインが曲がらないように「1cmずつ時間を掛けてゆっくり貼る」という感覚で作業しましょう。

この時、ホコリが付いていないかも確認してください。

 

貼った後に綺麗にマスキングが出来ているか、貼れているか、再度指で押さえて確認しましょう。

 

◆プラモデル マスキングシートとは

マスキングシートは文字のごとく「シート状のマスキングテープ」です。

ロール状ではなく一枚の大きい紙のシールのような感じです。

 

形が複雑な塗装分けの境目から先を一気に包み込むように保護したい時、テープ状の幅のマスキングでは対処出来ない時に自由に使えるスグレモノです。

カッターナイフで綺麗に直線を切れる自信があれば、このマスキングシートは細く切ったり複雑に切って使える万能シートかもしれません。

 

◆プラモデル マスキング曲線の攻略法

マスキングしたい部分が曲線を描いている場合、細めのマスキングテープを使用します。

細めのマスキングテープはある程度の曲線にも対応できますので、取り敢えずラインに沿って貼ってみてください。

 

そして、貼ったラインから先を保護する厚めのカッティングシートで保護していきます。

 

一度ですぐにマスキング出来るとは思わないでください。

誰でも細かく切ったり貼ったりして保護しているものです。

 

それでも貼るのが無理な曲線の場合は、幅の広いマスキングテープを綺麗なボードに軽く貼って希望のラインに近い曲線にカットしラインに合わせて貼ります。

 

プロの方でも毎日が発見です。

自分なりに「綺麗に出来る発見」を見出すのも最大の「作る楽しみ」ですので失敗を恐れずに楽しんでみましょう!

 

◆プラモデル マスキング失敗例

・失敗1「貼ったマスキングテープの隙間に塗料が染み込んで失敗した」

マスキングテープは必ず新しい物を使いましょう。

長年使っていないマスキングテープはテープ両端にホコリが付いたり乾燥したりして粘着力が弱くなっている場合があります。

粘着力が弱いマスキングテープの上から塗装するとテープとの間に塗料が染み込んで、剥がしたらはみ出て全くマスキングの意味が無くなってしまうという事があります。

太めの古いマスキングテープでしたら両端は使わずに、真ん中を定規で綺麗に切り、粘着力と汚れのない切断面を塗装分け部分に貼れば無駄なく使えます。

 

・失敗2「新しいマスキングテープを剥がした時に下の塗装まで剥げた」

ベースの塗装をした物の上を塗り分けるためにマスキングをして綺麗に塗り分けが出来「さてマスキングテープを剥がそうか」という時。

ゆっくり剥がしたにもかかわらず、下の塗装が新しいマスキングテープの粘着力に負けて一緒に剥げた事があります。

この場合は最悪で最初からやり直す事となりました。

塗装した物の上にマスキングテープを貼る時に心配な場合は、軽くボードに貼ったり手のひらに貼ってみたりして粘着力を弱くしてから貼りましょう。

それでも剥がす時は細心の注意を払って剥がしてください。

マスキングテープは使い方によってはごくたまに悪さをしてしまいます。

どの道具も同じことが言えますが、初めて使う物は「これがどういう物か」調べたりテストしてみてから使いましょう。

 

◆プラモデル マスキングゾルとは

マスキングゾルとは「ドロドロとしたビニールの液体」のようなもので「塗ってマスキングをする」物です。

塗り分けたい部分に塗って、乾いたらデザインナイフ(先端が尖った細いカッターナイフ)でカットし、塗りたい部分をゆっくり剥がし塗装。

マスキングしていた方を剥がすと塗り分け完了というタイプのものです。

 

ただ、このマスキングゾルを使うにはそれ相応のテクニックも必要です。

マスキングしたい所、塗装したい所をデザインナイフでカットする事になるのですが、塗装面に傷を付けることになってしまうので熟練したテクニックが必要です。

 

逆に、塗装面を傷つけないかと弱気になって、マスキングゾルが完全にカットされていないと、塗装したい面のゾルを剥がす時に保護したい部分まで一緒に剥げてしまいますので注意が必要です。

広い面積のマスキングよりマスキングテープが貼れないような、塗装が入り込んではいけない部分を保護するという目的で使用した方が良いかもしれません。

 

使い方は人それぞれあるようですので、自分なりに使い方を発見してみるのも楽しいかもしれませんね。



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