プラモデル エンジンのみキットの魅力と塗装の極意!
プラモデル エンジンのみのキットの魅力
「エンジンのみのキット」は1/5ぐらいからの物がいくつかあります。
ロータリーエンジンやOHVのものまで探せば色々出てきます。
私も古いキットを持っていますが、それは電動で動く物です。もちろん動かない、飾りだけの物もあります。
キットの中には構造を勉強するための「教材用」みたいな、透明パーツで出来ていて内部の動きがわかるものもあるので楽しい世界でもあります。
日本製より外国製のものが比較的多いです。
外国製に関しては部品の合いが悪いものもあるので、店頭で聞くか、欲しいキットが見つかったらネットで検索して、製作記などがあったら参考にし「果たして自分で作れるか?」を考えてみたら良いと思います。
エンジンのプラモデルは飾ると一気に部屋の雰囲気が変わり、マニアックな気分になりますよ。
プラモデル エンジン塗装のコツ
エンジンの塗装に関しては、色んな部品が所狭しと取り付けられているので、一つ一つの質感がわかるように塗り分けるのがコツです。
例えばゴムホースのようなパイプもプラスチックで表現されていますよね?
そのパイプは濃いめのグレーで塗るとか、黒のボックスはつや消し黒だとウソっぽく見えるので半艶の黒にするとか、シルバーでもアルミシルバーとステンレスのシルバーでは少し色味を変えるとか、わざと色の差を付けると「いろんな部品が付いている感」が出ます。
赤や黄色の部品などが派手すぎると、急におもちゃっぽく見えますので少し派手さを抑えるとリアル感が出ます。
ヘッドカバーが特徴のエンジンの場合は、本物をよく観察して「ザラザラ感」を表現するため、塗料が乾く寸前に筆を突くようにして表面を「結晶塗装」のように荒らすとかの工夫をしてください。
もし作りたいエンジンの本物が近くにあればよく観察して、触って質感を観察してください。
「作る状態が新車なのか、使い込んだ状態の車のエンジンなのか?」で、汚すか汚さないかが決まってきます。
画像検索などで、汚れの状態がどのようなものかよく観察してから汚しましょう。
プラモデル エンジンルームにこだわる
エンジンルームにはエンジン本体だけではなく、バッテリーやラジエターなどの「補機類」が多数あります。
それらをつなげるコードやホース類が張り巡らされておりゴチャゴチャしていますが、そこを表現する事により「リアル感」が増し、完成後に今にも動き出しそうな感動を味わうことが出来ます。
縮尺率によって製品自体の作り込みも様々ですが、ほとんどのエンジンルームは細かい部分まで作られてはおりません。
作りたい車の実車のエンジンルームの画像を観察し、足りないところを足したり配線するのもエンジンルームを作る上での楽しみでもあります。
例えばバッテリーやラジエター、ヒューズボックスなどの上に貼ってある説明シールなどを写真に撮って縮小しプリントしたものを貼るとよりリアル感が増します。
腕に自信がある方はエンジンルームを作った後に、エンジンフードの裏も自作してみてください。
本当にリアルに見えます。
エンジンルームはプラモデルの作成に慣れてきたら、一度は挑戦したくなる部分ですね。