プラモデル初心者は車から!子供・女子にもおすすめのプラモは?
プラモデルが作りたい!
でもプラモデルの世界は奥が深くてむずかしそう。。。
そう考える初心者の方も多いでしょう。
ここではそんな初心者さんがプラモデルの世界に入るためのいろいろな情報をお届けしたいと思います。
プラモデル初心者の方におすすめの車や子供や女子がプラモデルの世界に入っていくには何がオススメなのか?
道具は?塗装方法は?
などなど紹介していきたいと思います。
Contents
◆プラモデル初心者は車から
リアルな車のプラモデルに関しては、どれも難しさは変わりません。
ただ「リアルなディスプレイモデルではないキット」でしたら、部品点数が少ないので多少簡単ではあります。
例えば、ボディのドアやボンネットが開かないものかどうか、箱を開けて確認します。
ドアやボンネットが開くものは、必ずエンジンルームやドアの内張り等を作ることになります。
すなわち初心者では難しい、余計なテクニックが必要になってきます。
なのでまずは箱を開けて、ボディがどのような状態かを確認してください。
テープで止めてあって開けられない時は、店員さんに「初心者です」と、正直に事情を説明したらすぐに開けてくれますよ!
とにかくまずは「この車が好き!」で選んでください。
スポーツカーを作りたいのに初心者でも作れるからという理由でミニバンを選ぶのは楽しくないのです。
とにかく好きな車をワクワクしながら作ってみましょう!
そして、プラモデルの楽しい世界を体感してください。
◆プラモデル初心者におすすめの車は
今ではほとんど見かけない「モーターを組み込んだら走る」車のキット。
タミヤの古めのキット(例えばカウンタックLP400・500など)は、元々「モーターライズ」だったものが多く、シャシー(車体下部の部分)が一枚物で出来ているものがたくさんありました。
前輪も組み立てが簡単で正確にステア(左右に曲げる事)することが出来る構造になっていますし、子供でも作れると思います。
他のメーカーでもそのようなキットが少し見受けられますので、探してみると良いでしょう。
そのようなプラモデルは走行をメインに考えられていますので、ボディが頑丈でなければいけません。
ということは、ほとんどがドアやボンネットが開かない仕様になっています。
簡単に言うと
・ボディ
・一枚物のウインドウ
・簡単な内装
・一枚物のシャシー
・タイヤとホイール
・その他、ライトやドアミラーなどの数点の部品
ぐらいで構成されているのです。
初心者の方は箱を開けて、部品点数が少ないものを選んでみることをおすすめします。
◆プラモデル初心者!子供におすすめなのは?
最近ではガンプラのように接着剤無しでプラスチック自体が既に色分けされているプラモデルがあります。
子供でもある程度カンタンに作れる「スナップキット」のような物があります。
車のプラモデルだとタミヤの「ミニ四駆」がオススメです。
タミヤの「ミニ四駆」は、子供でも簡単に組み上げられて、さらに走らせて遊べるのがいいところ。
塗装をしなくても良いように「シール」も添付されているのが子供にやさしい部分でしょう。
その上、コースや改造パーツも星の数ほど用意されていますので、本格的なプラモデルに入る前に価格も安く簡単に組み立てられるミニ四駆で、慣れてからプラモデルの世界に入るのはいかがでしょうか?
最近ではペンタイプの塗料もありますし、プラモデルを作ったことがないお父さん・お母さんでも一緒に楽しめると思います。
◆プラモデル初心者女子はまずここから
プラモデルの世界に「男子だから、女子だから」は、あまり関係ないと思います。
同じ初心者ですから。
誰しもまずは「プラモデル」という存在を知ると思います。
次に、そのプラモデルの世界の中にあったら良いなと思うキットがあるかどうか?ですよね。
宇宙船か?ロボットか?フィギュアか?・・・
車でも戦車でも、なんでも「好きなものが一番その世界が好きになるキッカケ」となるはずです。
なので作るものが決まっていなければ、出来るだけ大きな専門店で一日中いるつもりで店内を隅々まで見てみましょう!
作ってみたくなるものが必ず見つかるはずです。
それが初心者の女子にとって「大事な入り口」となることでしょう。
自分で選んだものなら楽しく初心者女子の方もプラモデルの世界に入っていけるでしょう。
◆プラモデル初心者!戦車の選び方
戦車に関しても車と同じです。
まずは自分がカッコいいと思う戦車を選びましょう。
戦車のキットも、簡単なものからキャタピラ一つ一つを組み上げるリアルなものまでありますし、内部まで一部再現されているものもあります。
中を開けてチェックするなり、店員さんに聞いてみたりして選びましょう。
基本的に全体を艶消しで塗装することが多いので、筆塗りで本体を塗っても良いかもしれません。
迷彩色(ベージュがベースで茶色やグリーンがグニャグニャに入っているもの)の場合は特に気にしなくていいと思いますので気楽に作ってみてください。
戦車のプラモデルはある意味「作る時に構えなくても良い」キットであるかもしれません。
ただ、作る前にその戦車の資料を調べてみて、形や構造をよく把握してからにしましょう。
迷彩色は、国や戦地の状態、地形によって違ったりしますので注意が必要です。
どれも同じ事が言えますが、ちゃんと作りたいならば面倒臭がらずに資料集めに時間を掛けましょう。
◆プラモデル初心者!飛行機の選び方
飛行機も車や戦車と同じく戦闘機から旅客機まで、そして、時代によっても変わってきます。
しかしまずは「作りたいと思った好きな飛行機」を必ず選び買いましょう。
「作るやる気」が全く違います。
どのキットでも言えるかもしれませんが、箱が小さい物が部品点数も少なく組み立てやすいとも言えます。
しかし小さい分、塗装・塗り分けが難しくなり、初心者のテクニックでは完成後のリアル感が無くなってしまう可能性があります。
とにかく飛行機は飛行機で、塗り方や汚しの表現が車や戦車とは違いますので、ネットや資料を集めてよく観察してから作りましょう。
◆プラモデル初心者!城の選び方
城のプラモデルを選ぶということは「歴史が好きな人」だと思います。
なので「この武将が居たこの城が作りたい」という理由で城を選ぶと思います。
乗り物に関しても「このレーサーが乗ったレースカーが作りたい」というのと同じような事ですよね。
なので、まずは好きな城のプラモデルがあるか探し、購入します。
他のプラモデルと同じように、出来るだけその城の写真などを集めてよく観察します。
写真が今現在の状態なのか、もしくは修復直後の状態のものなのかによって完成品が変わってくるでしょう。
銅板に緑青があるものが良いのか、文献では建設直後はとてもきらびやかであったとかがありますので、思いを馳せて自分なりに作ってみるのも良いでしょう。
キットの中には、周りの木々を表現できる海綿や芝生の粉が入っている物もありますが、物足らない場合は「鉄道模型」のジオラマのコーナーに行けば、リアルな木などがありますので、行ってみると良いでしょう。
縮尺に合うかだけは、きちんと想像してから買わないと、帰ってからお城の横に木を置いてみたら「大きすぎた!小さすぎた!」となりかねません。
ですから城のプラモデルを買ったらそのまま持っていって、店員さんに事情を説明して、適切な高さの木などを選んでもらっても良いかと思います。
鉄道模型の専門店にある、実際のジオラマを見て作り方を研究してみるもの良いでしょう。
◆プラモデル初心者!塗装の心得
塗装に関しては、ハッキリ言って初心者には難しい部分です。
初心者向けの簡単な塗装は存在しないと考えたほうが良いかと思います。
筆塗りをするにしても、スプレーで塗装するにしても
「とにかくやってみる」「失敗すれば剥がせば良い」
と思ってトライしてください。
失敗を経験することも大事です。
そうやって少しずつ失敗が減っていく、すなわち「上達」していることになるのですから。
プロのモデラーさんも最初からうまく出来たとわけではないのです。
失敗して経験して「こうすれば失敗しない」ということを学んでいくものです。
そしてはじめて、キレイなものが出来上がるようになるのです。
失敗を恐れずトライあるのみです!
◆プラモデル初心者は道具をこう選ぶ
初心者の方はどんな道具が必要なのでしょうか。
道具も何も無い状態であれば、まず先に作りたいプラモデルを選びます。
そして、基本の色を何色にするかを決めた状態で、店員さんに
「全くの初心者で、道具も何も無いのですが、このプラモデルを赤色で作りたいのです。家に帰って作る時の最低の塗料と道具はどれを用意したらいいですか?」
と、質問してみましょう。
設計図を開いて「ここには◯色が必要です、筆はこれでいいでしょう、うすめ液はこれで、スプレーは・ニッパーはヤスリは・・・です」
と一通り揃えてくれます。
その中で「この工具は家にあるな」とか「筆はあるから買わなくていい」とか「塗料皿は欠けた小皿が台所にあったな」とか「ヤスリはお父さんがもっていたな」が見えてきます。
それらを外していくと本当に必要な、買わなくてはいけないものだけが残りますので必要な物だけを購入しましょう。
帰ってから「家にある筆が傷んでいて使えなかった」なら、また買いに行けば良いのです。
必要な道具は慌てずゆっくり考えて購入しましょう。
プラモデル初心者の方に知っておいてほしい、いろいろな情報をお届けしました。
大事なことは「好きなプラモデルを失敗を恐れずまずは作ってみる!」ということ大事だと思います。
魅力がいっぱいのプラモデルの世界にぜひはまっていってほしいものです。