プラモデル 車の塗装!初心者が注意すべきポイントを伝授!
◆車プラモデルは初心者におすすめ
塗装の見本を入手するときに、今ではネットで資料を簡単に集めることが出来ます。
しかしクルマやバイクに関しては飛行機や船などと違って私達の身近にあり、一歩外に出ればどこにでもあるし、すぐに実物を間近で観察することが出来ます。
ボディや内装の質感も実物を見て確認出来るので、ある意味作りやすい部類のプラモデルだと思います。
最近の流行りでボディがマットな塗装もありますが、基本的には「艶あり」ですよね。
艶を出すテクニックを磨くには良い素材だと思います。
窓枠の塗り分け等、最初はきっちりと新車のように仕上げるのが目標となります。
基本的な塗装の勉強にもなりますね。
◆車の塗装初心者がそろえる必要な道具
1:作りたいクルマの資料をネットやカタログなどで用意する。
2:ボディカラーの塗料(缶スプレー)以外に、シルバー・グレーメタリック・つや消し黒・クリアレッド・クリアオレンジなどの必要となる塗料を資料や箱絵・設計図を見て揃え、筆・溶剤・塗料皿を用意する。
3:塗装前にボディにバリ等があれば、それを削り取るサンドペーパーを用意する。
まずは上記の準備を行いましょう。
◆初心者でもできる!車の塗装手順
塗装の準備が出来た状態のところからの説明とします。
とにかく初心者の方は早く完成させたいがあまり、待ちきれなくてどんどん先に進みたがりますのでここは一旦、深呼吸して「ゆっくり作る!」を何回も復唱する気構えで取り組みましょう。
1:まずはボディを好みの色に塗装します。
ここで注意しなくてはならないのはボディ以外に別パーツの部品(例えばエアロパーツやウイング・ドアやエンジンフード)も、同じクオリティで一気に塗装しておきます。
絶対に忘れないように設計図等でよく確認をして、塗装し忘れが無いようにしましょう。
※特にドアやエンジンフードなど、開閉時に裏面も見える部品は、裏面も同じクオリティで塗装するのも忘れずに!!
2:ボディに使用した塗料と質が違う塗料で窓枠などを塗ります。
マスキングテープを丁寧に貼るのが綺麗にできるコツです。内装などはよく観察し、ゆっくり時間を掛けて塗り分けます。
3:ボディの裏側の、ウインドウのラインから天井にかけて、内装色に塗ると本物らしさが増します。
シャーシーやエンジンルームは資料や塗装指示に従って塗り分けます。
とにかく綺麗に仕上げるためには「ゆっくり落ち着いて!」これを習得するに尽きると思います。
乾いていないボディに指紋を付けることになりますよ!(笑)。
◆塗装済みキットってどうなの?
プラモデルには塗装済みきキットなるものも存在します。
例えば「週間◯◯◯◯◯◯を作る」というような、塗装済みで「ただ組むだけ」だけのものもあります。
しかし「塗装」というものを楽しむには向いてはいないと思います。
組み上がって満足感はあっても「ただのミニカー」にしか見えないと思います。
そこは人それぞれですね。
ただその「塗装済みキット」に少し手を加えて「自分色」を出すと、雰囲気がガラリと変わる可能性はありますね!
その意味で塗装済みキットも塗装を楽しめる部分があると言えますね。