プラモデル ヤスリがけのコツ!電動ヤスリはココに注意!
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◆プラモデル用ヤスリ おすすめは?
はじめてヤスリを購入するなら、とりあえず最初は100均の物で良いと思います。
ですが、削れ方にムラがあると感じた時は良い物に買い替えましょう。
とにかく「最後の仕上げをキチンとするかしない」ので、ヤスリがけの段階では大体理想通りに削れていれば問題は無いかと思います。
ヤスリの形状は丸棒型から蒲鉾型・四角型・三角型・楕円形など、様々な状況に応じて使える形状・大きさ・長さ・目の粗さなどの物が多数販売されていますので、数種類揃えていくと使い方がわかってくると思います。
◆プラモデル ヤスリがけのタイミング
ヤスリがけは、バリやランナーから外した時に出る突起を取り除く時や形を変えたい場所を削り込む時に使用します。
基本的には「ヤスリがけは仕上げ前の作業」と考えましょう。
◆プラモデル用電動ヤスリ使用時の注意点
電動ヤスリは一定の振動(もしくは回転)で楽に削れる工具です。
普通の棒ヤスリのように手が疲れたり痛める事もありません。
ただ、工具自体の削る部分(振動もしくは回転)の面積が大きいので、細かい部分には適しません。
広い面積をなだらかに削りたい時・大雑把に削る時には能力を発揮します。
電動だけに常に削る部分が動いていますので、力を少しでも緩めると電動の力が暴走して削りたくない部分まで削れてしまったり穴が開いてしまう事があります。
そのようなことにならないために購入された電動ヤスリの説明書をよく読んで特性をよく理解し試してから本番に臨みましょう。
「ヤスリ」だからといって怪我をしないとは思わないでください。
電動ヤスリが少し当たっただけで擦りむくように皮膚の表面を削ることがありますので気を付けて使用しましょう。
そして必ずマスクとゴーグルを着用してから作業してください。
◆プラモデル ヤスリがけ後は?
ヤスリと言っても物凄く荒いものから爪切りに付いている、切った後の爪を整えるような目が細かいものまであります。
ですから削る物がある程度荒くても良ければ仕上げをする必要はありません。
仕上げの状態をツルツルにしたい時は「サンドペーパー(紙ヤスリ)」などで整えていきます。
◆プラモデル ヤスリがけのコツ
ヤスリがけは「どの部分をどこまで削るか?」です。
削った後の状態をイメージトレーニングして「決して削りすぎないように」しましょう。
削り過ぎたらパテで埋め直す事は出来ますが、余計な工程と時間が増えるだけです。
ヤスリがけを初めたら、つい1本のヤスリで済ませようとして、余分な部分まで削ってしまう事があります。
持っていたヤスリで無理を感じたら面倒でもすぐにもっと使いやすいヤスリに持ち替えて削ることを心がけましょう。
どの作業でもそうですが、早く完成させたいあまりに慌ててしまう心をグッと抑えてゆっくり削ることが大事です。
◆プラモデル ヤスリで出た粉はどうする?
ヤスリで削ると必ず粉が出てきます。
その粉は手で摘める大きさから細かい微粒子まで様々あります。
粉の質も、塗料とプラスチックが混ざった物からレジン・ポリエチレン・パテなど、粒子の形が尖った物などさまざまです。
体に吸い込むと良くない物質も含まれていますので、必ずマスクとゴーグルを着用してから作業してください。
細かい粒子が出る場合は、パソコンなど電子機器の近くやソファや絨毯などホコリを吸うものの近くでは作業しないでください。
力技として掃除機の吸込口には粗目のネットを輪ゴムで止めて使用すれば、削る部品を吸い込んでしまう事がありません。
換気扇などが無い部屋で作業する時は、空気清浄機やエアコンの「空気清浄設定」にするとか、掃除機の吸込口の近くでホコリを吸い取るようにして作業しましょう。